ドゴン本物と偽物の見分け方/チェックポイントで真贋方法を解説

時計のアイコン 更新日2024年01月15日
ドゴン本物と偽物の見分け方/チェックポイントで真贋方法を解説

 

エルメスのドゴンシリーズはエルメスの財布の中でも人気が高く、
知名度も高いモデルとなっています。その反面やはりコピー品の出回りが多いことも事実です。

高単価のラインでもありますので、一つのミスが大きな損失に繋がってしまいます。
こちらの真贋ポイントをしっかりと落とし込み、コピー品の買取りを防ぎましょう!

チェックポイント① 金具部分の刻印

ドゴンでは一番最初に確認する真贋ポイントです。開閉部分の金具の円形文字の刻印です。
エルメスの金具刻印全てに言えることではありますが、
円形文字に歪みが無いか、レーザー刻印ではないか、
文字1つ1つに歪みがないか又はガタガタでは無いか、
彫られた部分が綺麗に処理されているかをしっかり確認して下さい!

こういったHERMESPARISの刻印には粗が出やすい部分になりますので、
見る習慣をつけて常にチェックしましょう!

 

チェックポイント② 金具刻印の文字の向き

上記画像を見ていただければ、一目瞭然ですが、金具刻印の「HERMES PARIS」の刻印が逆になっています。

こちらのコピー品は、金具の作りもチープな物になっており、ネジ式で取り付けられています。

正規品ですとこの金具が回るなんてことはありません!
きつく回しすぎると破損の原因にもなりかねないので、優しく回して見て下さい。

 

チェックポイント③ 金具部分の中側の研磨

こちらはチェックポイント①でご紹介した金具部分の内側になります。
この金具の本物であれば綺麗に研磨されていますがコピー品は、
研磨が粗かったり、そもそも研磨されておらず、指でなぞると痛かったりします。

分かりやすい部分としては、ベルトの入る縁部分を指でなぞってみると分かりやすいと思います。

こうした表面からでは見えない部分にも粗が出やすいので要チェックしてみてください!

 

チェックポイント④ 開閉ベルト裏側の縫製

こちらは開閉ベルトの内側の縫製です。
エルメスはハイブランドの中でも特に縫製にこだわっているブランドです。

正規品では、円と交わる部分の繋ぎ目まで綺麗に縫製されています。
コピー品では、その縫製が交わる事がなくそのまま円の外側に沿って縫製されています。
交わる部分がないため、とても簡単な縫製に見えます。

こういった細かい部分の縫製は全て 手作業で行われる為、
縫製の交わり方に個体差はありますが、
こだわりの強いエルメスでは縫製の交わる部分も計算されており、
こうした部分に技術の高さを感じます!

ミシン縫いではここまでのクオリティは出せないので、
こちらのポイントは見逃さず必ず確認するようにしましょう!

 

チェックポイント⑤ 取り外しコインケース形状の違い

こちらドゴンGM(ドゴンデュオ)に付属している取り出し可能のコインケースの真贋です。
上記お写真を拝見して頂ければ、すぐにお分かりいただけると思います。
形状が全く違います。

正規品は、コインケースのサイドポケットに区切りがあり、
その縫いもしっかりと確認できます。
そのサイドポケットのサイズもコインケースと同じ幅で形成されています。

ですがコピー品は、区切りの無いポケットがあり、
そのサイドポケットのサイズも正規品に比べて小さく、
センターよりになっています。

こういった作りの違いは本物と偽物を
並べてみないと分からない物も多くありますので、
このチェックポイントをしっかり覚えていきましょう!

 

まとめ

エルメス製品は、職人の手作業による部分がとても多く、
縫製や刻印なども個体差があるためちょっとした見落としなどが発生しやすく、
真贋ポイントも細かく難しいブランドです。

インターネットでも検索すると思いますが、1つだけで見比べるのではなく、複数点で見比べを行い、
チェックポイントを1つ1つ潰していってください。

モデルごとの真贋ポイントを覚えるのは難しいと思いますが、
しっかりと落とし込みを行い、コピー品の買取をしないようにしましょう!

 

この記事を書いた人

代表取締役 久保

代表取締役 久保

ブランドハンズの代表取締役社長
ブランド買取業界歴10年

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